こんにちは、けいです。
先日、こんなDMをいただきました。
日本在住です。タイ語を勉強したいのですが、なかなかタイ語に接する機会がありません。私は聴解をメインに言語の勉強をしています。
今回はこの悩みにお答えして、レベル別(タイ語検定の級)に分けておすすめのリスニング教材を紹介していきます。
タイ語検定5級を目指す人におすすめのリスニング教材
5級を目指す人がやるべきことは語彙を増やし、なおかつ、正しい発音で聴くことです。
そんな方におすすめの教材がこちらです。
おなじみのキクタンシリーズのタイ語版です。
単語の音声が「タイ語→日本語→タイ語」の順に流れてバックミュージックのリズムに合わせて覚えていきます。
音声のみでの学習も可能で、通勤・通学・家事などのすきま時間で学習をすることができます。
また、発音が難しい単語には発音するためのポイントも表記されています。
なので、CDを何回も聞いて、発音ポイントも理解できれば、正しい発音に近づけます。
王道ですが、キクタンシリーズはやはりおすすめの教材です。
タイ語検定4級を目指す人におすすめのリスニング教材
4級を目指す人がやるべきことはタイ文字を読むことに慣れることです。
そこでおすすめしたい教材は【東外大言語モジュール】です。
こちらのサイトではタイ語学習者向けの会話ビデオを視聴することができます。
タイ人ネイティブがシュチュエーション別にロールプレイをしていて、スピードも速すぎず、ゆっくりはっきり話してくれるので、聞き取りやすいです。
また、自由に字幕の有り無しを変えられるので、最初は字幕なしで視聴して、分からなければ今度は字幕ありで視聴するといったこともできます。
さらに、タイ語のみの字幕表示、日本語のみの字幕表示と切り替えることもできるので、かなり親切な設計となっています。
初級レベルの方に
当サイトのYoutubeチャンネルではタイ語のリスニング問題を投稿しています。よろしければ視聴してみてください。
タイ語検定3級を目指す人におすすめのリスニング教材
3級レベルになると、長文の量も増えるので対策が必要です。
そこでおすすめしたい教材はこちらです。
1章から25章まであり、各章に本文、会話文、出てきた表現の紹介・練習問題が設置されており、一章ごとの内容が充実しています。
本文の内容もタイに関するテーマ、例えば、タイの地理や交通事情などの内容で、タイ語検定に出てきそうなものばかりです。
CDも優秀で長文と会話文の両方に音声がついていて、本来は読解力をつけるための本ですが、聴解力もかなり強化できます。
中級レベルの方に
当サイトのYoutubeチャンネルでは中級レベルのタイ語のリスニング問題も投稿しています。よければ視聴してみてください。
タイ語検定準2級を目指す人におすすめのリスニング教材
このレベルまで来るとかなり語彙力もつき、タイ人同士の会話なども聞き取れるようになってきます。
そこでおすすめしたい教材がこちらのYouTube動画『チャイヨーオーパー』です。
この番組は司会とゲスト1対1トーク番組で、日本でいう【徹子の部屋】のような番組です。
司会(通称:โอป้าオーパー)が、毎回ゲストを招いてトークします。
いろいろなゲストが出演していて、タイの俳優や女優、歌手、医者、ラジオDJ、お天気キャスター、外国人タレント、そして、お坊さんまでもが出演しています。
1話5分~10分ほどの長さで、51話あります。
僕がこれをおすすめする理由は1対1のトーク番組でなおかつタイ字幕がついているということです。
タイ人同士の自然な会話を聞き取る練習がしたくて、いろいろ探したのですが、見当たらずやっと見つけたのがこちらの番組でした。
タイ字幕がついているので聞き取れなくても、字幕を観ることができます。
僕は全話見て、かなり聴解力がついたと感じています。
リスニング勉強法
これは全レベルの人におすすめなのですが、それは発声するということです。
聴くだけではなくて、真似して発声することでよりことばや発音を覚えることができます。
初心者の方はまずCDを聞きながら、単語を音読し、中級者の方は文章を音読していくのがおすすめです。
まとめ
しっかりと自分のレベルに合った教材を使うことで効果的な勉強ができます。
リスニングの方法にも多聴や清聴などの種類があるので、そちらについても知りたい方は冒頭で紹介したこちらの記事も読んでみてください。
今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。