【タイ語日常会話】よく使う短いフレーズ7選

今回は日常会話でよく使う短いフレーズを7つ紹介していきます。

目次

よく使う短いフレーズ7選

ではさっそく解説していきます。

ディージャイ「うれしい」

ดีใจ
dii cay
ディージャイ

「うれしい」

ディージャイは感情を表す表現です。

ジャイは「心」という意味で、ディーは「良い」という意味を組み合わせたことばになります。

タイ語にはジャイのことばがたくさんあります。

例えば、เสียシア「壊れる・壊れた」ということばとジャイを組み合わせるとシアジャイ「悲しい」という意味になります。

また、ディージャイの基本の意味は「嬉しい」という意味ですが、「喜ぶ」という意味でも使います。

「嬉しい」は形容詞と分類できますが、「喜ぶ」は動詞的な意味なので、ディージャイは形容詞でもあり動詞でもあるといえます。

例えば、

เขาดีใจที่มาไทยได้
カオ ディー ジャイ ティー マー タイ ダーイ

この場合「彼はタイに来られて嬉しい」もしくは「彼はタイに来られたことを喜ぶ」というようにも訳すことができます。

「嬉しい」という訳では違和感が生じる文には「喜ぶ」という訳をつけるといいでしょう。

ナーギン「おいしそう」

น่ากิน
nâa kin
ナーギン

「おいしそう」

アロイ「おいしい」は、知っている方も多いことばだと思います。では、「おいしそう」という場合はどういえばいいのかというと、このナーギンを使います。

ナーは「~に値する」という意味で、ギンは「食べる」という動詞です。つまり「食べるのに値する」=「おいしそう」という意味になります。

他にもナー+ドゥー「見る」=「見るのに値する」=「面白そう」

ナー+ユー「住む」=ナーユー「住むのに値する」=「住み心地がよさそうな」

などのフレーズがあります。

料理が出てきて「わーおいしそう」といいたいときは多々あると思うので、覚えておいて損はないでしょう。

タイは本当にご飯がおいしいです!

ヒウカーオ「おなかすいた」

หิวข้าว
hǐw khâaw
ヒウカーオ

「お腹がすいた」

ヒウ「お腹がすいた」カーオ「ご飯」という意味です。ヒウだけでも「お腹がすいた」という意味なので、カーオはつけなくても構いません。

タイ人もカーオはつけたりつけなかったりします。

では、なぜカーオをつけて紹介しているかというと、ヒウナーム「のどがかわいた」ということばと関連付けしやすくするためです。

ヒウ+ナーム「水」で「のどがかわく」となります。ヒウだけだと「お腹がすいた」という意味なので、「のどがかわいた」という場合は必ずナームをつけなければいけません。

  • お腹がすいた+ご飯=お腹がすいた
  • お腹がすいた+水=のどがかわいた

となります。

ちなみに「お腹がすいた」だけではなく「お腹がすく」という意味でもあります。初めに紹介したディージャイ「嬉しい」「喜ぶ」と同様、形容詞的にも動詞的にも使えます。

イムレーオ「おなかいっぱい」

อิ่มแล้ว
ìm lɛ́ɛw
イムレーオ

「おなかいっぱい」

イム「おなかがいっぱい・満腹な」という意味と完了の意味を表すレーオを合わせたフレーズです。

イムだけでも「おなかいっぱい」といういう意味ですが、イムレーオということが多いです。

また、似た発音のことばでยิ้มイム「微笑む」ということばがあり、そちらと区別しやすくするためにもレーオをつけたほうがいいでしょう。

おそらくイムとだけ言うとタイ人がどちらの意味なのか困惑するかと思います。イムレーオといえば発音が悪くても伝わりやすくなります。

タイ人にご飯やお菓子など勧められたときはこのフレーズを使って断ったりもします。

グアンノーン「眠い」

ง่วงนอน
ŋûaŋ nɔɔn
グアンノーン

「眠い」

日本語でもよくつぶやくフレーズだと思います。

タイ語で「眠い、眠たい」はグアンノーンといいます。あるいは、短くグアンということもできます。

どちらでも構いませんが、さきほどのイム「お腹いっぱい」と同じように僕の経験上、短い言い方・ことばだと、発音の問題で伝わりにくいことが多いので、短くせずに言うのがおすすめです。

短いほうが覚えやすいという方はグアンで覚えてもらって構いません。

ローレン「冗談だよ」

ล้อเล่น
lɔ́ɔ lên
ローレン

「冗談だよ」

「冗談を言う、からかう」といった意味のフレーズです。「冗談、冗談」という場合はローレン ローレン といいます。

初心者の段階では中々タイ語で冗談を言う余裕はないかと思うので、タイ人が言ってきたのを理解できればOKだと思います。

また、พูดเล่นプートレン「冗談を言う」という意味の似たフレーズもあります。日本語訳のみだと同じ意味ですが、こちらはプート「言う」ということばを含んでいるので、より「言う」のニュアンスが強いフレーズです。

一方、ローレンは「言う」以外にも「からかう、ふざける」という意味を持つのでまずはこのローレンを覚えておくのがよいでしょう。

スースー「頑張って」

สู้ๆ
sûu sûu 
スースー

頑張って

一番よく使われる応援フレーズです。

会話ではよく語尾にนะナ「~ね」をつけてสู้ๆนะスースーナ「頑張ってね」という形で使われます。

『短い×覚えやすい×よく使う×伝わりやすい』という初心者にとって最高のフレーズなのでぜひ覚えてください。

まとめ

今回はTwitter(@thaigo_blog)でツイートした『日常会話でよく使う短いフレーズ7選』の補足記事となりました。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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