「~とき」เวลา・ตอน・เมื่อの違いについて解説

タイ語で「~とき」は、 

  1. เวลา weelaa ウェラー
  2. ตอน tɔɔn トーン
  3. เมื่อ mʉ̂a ムア

といいます。

日本語では全て同じ訳なので、使い分けが難しいです。

「コーヒーを飲むときは砂糖を入れる」という場合どれを使うべきでしょうか。

この場合はเวลาを使うのが自然です。

เวลาは習慣的な行動を表します。

本記事を読めば3つの違いがわかるようになるはずです。

目次

「~とき」เวลาตอนเมื่อの違い

เวลา

เวลาは習慣的、反復的に行うことに対して使います。

ニュアンス的には「~する時間/~した時間」といった感じです。

例えば、コーヒーを飲む時間、顔を洗う時間、会社へ行く時間、勉強する時間などです。

自分の日々の行動の話をするのであれば、基本的にはこのเวลาを使います。

เวลาซื้อของใช้บัตรเครดิต
weelaa sʉ́ʉ khɔ̌ɔŋ cháy bàt khreedìt

買い物するときカードで払います。

เวลาเรียนฟังเพลงไปด้วย
weelaa rian faŋ phleeŋ pay dûay

勉強するとき音楽を聴きます。

ตอน 

ตอนは一般的な「~とき」という表現で、3つの中で一番使うことが多いです。

時間的な幅があるとき場合にも使うことができ、その場合は「~頃」「~期間」というニュアンスになります。

例えば、子供の頃、日本にいた頃、雨が降っていた頃、新婚の頃などです。

過去の話が中心となりますが、まだ行っていない未来のことにも使えます。

ตอนอยู่ที่ญี่ปุ่น ผมเป็นพนักงานบริษัท

tɔɔn yùu thîi yîipùn phǒm pen phanákŋaan bɔɔrísàt

日本にいたときは会社員でした。

ตอนคนไทยไปหาหมอ ต้องเอาบัตรประชาชนไปด้วยtɔɔn khon thay pay hǎa mɔ̌ɔ tɔ̂ŋ aw bàt prachaachon pay dûay

タイ人が病院へ行くときは、国民IDカードを持って行かないといけない。

เมื่อ

เมื่อは先ほどのตอนとほぼ違いはありません。

唯一の違いは、เมื่อはやや形式的な表現で「~する際/~した際」というニュアンスに近いことです。

เมื่อได้รับอีเมล์แล้วให้ติดต่อกลับมาด้วยmʉ̂a dây ráp ii meew lɛ́ɛw hây tìt tɔ̀ɔ klàp maa dûay

メールを受け取った際は、折り返しご連絡ください。

เมื่อย้ายที่อยู่ต้องแจ้งสำนักงาน

mʉ̂a yáay thîi yùu tɔ̂ŋ cɛ̂ɛŋ sǎmnák ŋaan

住居を変更される際は、役所まで届け出てください。

実際の会話での使い分け

ここまで3つの意味の違いと使い方について解説してきましたが、実際の会話ではこれまで紹介した使い方がされていないことも多々あります。

習慣的なことにはเวลาを使うと説明しましたが、ตอนเมื่อを使うネイティブもいます。

使い分けのルールはないに等しく、発話者の好みによります。

タイ語の覚え方・使い方Book〈1〉」から引用

それぞれの単語の意味を解説しましたが、人によって好んで使う語もあり、ここで解説した通りに使い分けられていない文を耳にすることも多いと思います。

同じ人が同じ内容のことを表現するのにตอนを使うこともあり、เมื่อを使ったりすることもあります。

従って、ここでの解説は基本的な単語の知識ととらえてください。

まとめ

今回はเวลา・ตอน・เมื่อの違いを紹介しました。

まとめると、

เวลาは習慣的に行うことに対して使う。
ニュアンスは「~する時間/~した時間」

ตอนは一般的な「~とき」という表現。
ニュアンスは「~する頃/~した頃」「~する期間/~した期間」

เมื่อは形式的な表現。
ニュアンスは「~する際/~した際」

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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