「見る」เห็น・มอง・ดูの違いについて解説

 タイ語で「見る」という意味のことばは、

  1. เห็น hěn ヘン
  2. มอง mɔɔŋ モーン
  3. ดู duu ドゥー

の三つあります。

「町で友達を見た」と言う場合は3つのうちどれを使えばよいのでしょうか?

最も適切な答えはเห็นです。

今回は、この3つの単語の違いと正しい使い方について説明していきます。

使い分けでできていない方も本記事を読めば、正しい使い分けができるようになるはずです。

目次

「見る」เห็นมองดูの違い

เห็น

เห็นは「自然に視界に入ってきたもの」「見かけた」という意味で使われます。 

เห็นเพื่อน 

hěn phʉ̂an
ヘン プアン

友達を見た 

เห็นขบวนประท้วง

hěn khabuan prathúaŋ
ヘン カブアン プラトゥアン

抗議デモを見た

มอง

มองは「視線を向けて見る」「眺める」の意味で使われます。

เห็นの「自然に視界に入ってくる」のではなく、自分の意志で見ている状態です。

มองข้างนอก

mɔɔŋ khâŋ nɔ̂ɔk
モーン カン ノーク

外を見る  

มองภูเขา

mɔɔŋ phuu khǎw
モーン プー カオ

山を見る

また、มองเห็นを組み合わせた、มองเห็นということばもあります。

これは「眺める行為をして、その結果見える」といった意味になります。

「眺めて、その結果見えない/見えなかった」場合は、มองไม่เห็นといいます。

例えばこのような場合に使えます。

  • 距離が遠くて見えなかった
  • 文字が小さくて見えない
  • 天気が悪くて、雲がかって見えない
  • 視力が悪く、眼鏡がないと見えない

ดู

ดูは動いているものをじっと見るときに使います。

「テレビを見る」という例文がよく使われますが、正確にはテレビの中の動いているものを見るということです。

ดูโทรทัศน์

duu thooráthát
ドゥートーラタット

テレビを見る  

ดูนาฬิกา

duu naalíka
ドゥー ナーリガー

時計を見る    

まとめ

今回はเห็น・มอง・ดู 三つの使い分けについて紹介しました。

まとめると、

  1. เห็น「自然に視界に入ってきたもの」
  2. มอง「視線を向けて見る」
  3. ดู「動いているものをじっと見る」

「見る」という表現は日常会話の中でもよく使う表現なので、しっかり使い分けできたほうがよいでしょう。

今回は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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